「数字でみる大都市「大阪」の復活ーー橋下改革から10年の成果」という記事がyahooに載っていた
和歌山に住む私には大阪の復活がニュースを通した結果だけしかわからなく体感というか実感がない。だけど、その成果を伝えるニュースのいくつか(例えばG20の招致、万博の招致成功、IRを誘致して過去の不良資産(埋立地)の有効活用の推進、市営地下鉄民営化、鉄道新線の計画推進、公設民営学校の設立、西成地区の再開発、リニアモーターカーの開通前倒し。思い出したらいくらでも出てくる。)
を見るだけでもすごいと思う。経済もインバウンド効果もあるがとても好調な数字が並んでいる。
このきっかけをつくり、ケンカしながら?地道に実行してきたのは、やっぱり、以前橋下氏が率いた大阪維新の会なのかなと思わざる得ない。もしそれだけではないなら認識不足ですいません。m(__)m
方や隣県の和歌山はどうなのかな? 現在比較的意見の相違がない県と中核市のトップが協力しリーダーシップを発揮して、公共施設の新築移転、市駅前再開発、大学の誘致、幹線道路の整備、IR の誘致活動等ワクワクするニュースがいくつかあります。でも、何でしょうか?なんか物足りないような・・・
他にも世界遺産など歴史的資産を、地道な努力で国内外にアピールして、その結果観光客数やインバウンド経済効果は和歌山でも増加しています。
しかし肝心の人口は流出続きだそうです。これはどうなのでしょう、単純に少子高齢化だけの問題
なんでしょうか? やはり街に魅力がないのでしょうか? やりたい仕事がないのでしょうか?
ここでは所得が上がらないからなんでしょうか? 人口流出の原因についてはぼやっとしか理解していませんので、もっと勉強してみたいと思います。
さて、話は変わりますが、わたしはかつて流通業に身を置いていました。その頃も仕事柄地方(和歌山)の景気を気にしながら従事していました。
でもあまりインパクトのある出来事はなく、あるのは郊外の大型店舗(スーパー、ホームセンター、ドラッグストア等)の話ばかり。
反面、市の中心にある商店街はシャッター街、町の玄関口にもシャッター街が残ったまんまです。 唯一、イオンモール進出には盛り上がりましたけど。
それから年月が経ち現在、その商店街などでは前向きな意欲のある方々が様々な集客イベントをされたりしてご努力されていますが根本的には前と変わらずシャッター街・・ イオンもテナントの退店がつづき順調ではなさそうな気がします。 そこに来て今日の日本経済新聞関西経済に「近鉄百貨店、誘客にメリハリ。不振の郊外店に大型テナント誘致」という記事が掲載されていました。
このご時世、百貨店という業態は100万人規模の都市でしか成立しないなんて経済評論家の話もありますが、まさしくそれ、百貨店という業態を取り崩して一部モール化するということなのでしょう。
和歌山の店にはどういった大型テナントが誘致されるかは知る由もありませんが、これも今の人口減による働き手不足、購買層の減少を鑑みれば、容易に予想できた事かもしれませんね。
まだ撤退されないだけでも良かったかも
大阪ほどとはいかなくても、やっぱり地元ですから和歌山でも強力なリーダーシップ政治で人や企業が集まり地域経済に活力をもたらす斬新な施策を期待したいと思います。
以上、今日の記事を見て、思わず自分が感じていた事を拙い文でアップしてしまいました。
ちなみに、すいません勝手ながら政治家には興味はありませんが( ^ω^)・・・
地方都市の経済